住宅の建築工法にツーバイフォー工法という建て方があります。
日本はもともとの在来工法
大黒柱を中心とした建築方法が主流でしたが
近年このツーバイフォー住宅を
取り入れる工務店が出てきたのもあり
2×4の住宅は増えつつます。
管理人もこのツーバイフォー工法での住宅に住んでいますが
その考えかたや特徴に納得ができて
とても住みやすい一軒家です。
いままでの在来工法が主流だった日本にたいして
ツーバイフォー工法は
一体どんな特徴があるかというと
一言でいうなら地震に強い家
その理論は力を分散して建てている
通常の在来工法は軸となる柱があり
一般的にはその1本の柱が2000kg
2トンの重量を支えれると言われています。
それに対してツーバイフォー工法は
一本の柱が500kgの重量を支えます
「えっ!2000kgと500kgだったら少ないじゃない」
そうですその通りなんです
じゃなぜ地震に強いかというと
イメージの表現にはなりますが
工法と言われるように
正方形の家の空間が
四隅各1本と中央に1本と
合計5本の柱で建物を支えます
この500kgの柱のピッチが多く
例えるなら
同じ正方形の家の空間であれば
6倍ぐらいの30本を使い
構造計算によっては中心の柱がないデザインも可能
数字の計算でも
同じ空間でも5000キロの耐荷重の差が生れます
この数字はあくまでイメージの数字ですが
ピッチが狭いというのも一つの特徴ともいえます。
強度を強めたいとき
画像にあるように柱を数本重ねる
4本の2インチ4インチの木材を4本並べているので
これだけで2000kgの耐荷重があるという事
メリットとしては
耐久性が強く地震に強い
柱が無くても構造計算が合えば
中央に柱が無くても良いイコール
広い空間づくりができる
木の厚みがあるので火災にも強い
デメリットとしては
木材の量が多いのコスト値段が高め
空間のリフォームがしにくい
よくある1000万円代の戸建というセールスをみますが
ツーバイフォー住宅の木材の量を見て
その価格ではあり得ると納得しました
どこを基準におくかで変わりますが